Category Archives: LIVE / EVENT REPORTS

ウィリールイス率いるラテンジャズカルテットが贈るホリデーコンサート

2018年の最後を飾るラテンジャズのホリデーコンサートがアストリアのウクハット(ウクレレ専門店)で開催される。主催者はミズマリー。出演アーティストは、トニー・ベネットやグラミー賞受賞歌手バリー・マニロウと共演を果たした伝説のパーカッショニスト、ウィリー・ルイス率いるカルテット。

ピアノには「Chiemi Nakai Latin Jazz project」のバンド・リーダーとしてニューヨークの老舗ジャズクラブ Blue NoteやJazz at Kitanoに出演、活躍中の中井知恵美。ベースは、グロリア・エテファン、マーク・アンソニー、若手人気シンガー カミーラ・カベロともレコーディングし、自身もラテン・グラミーにノミネートされた実力派ベーシストのルーベン・ロドリゲス、ボーカルに抜擢されたのはゴスペルからジャズまで幅広いジャンルの音楽を歌う増田幸代。若手ボーカリストとして周囲の期待も大きい。

【題名】ウィリー・ルイス・ラテンジャズ・カルテット
【出演】ウィリー・ルイス(パーカッション)、中井知恵美(ピアノ)、ルーベン・ロドリゲス(ベース)、増田幸代(ボーカル)
【日程】2018年12月27日 (木)
【時間】8:00pm
【会場】Uke Hut
【住所】36-01 36th Avenue, Long Island City, NY 11106
【料金】$20 (飲み物、スナック込)
【電話】(347) 458-3031

【関連リンク】
– Willie Ruiz: http://willruiz.com
– Uke Hut: https://www.ukehut.com
– Ms. Marie’s Thursday Night showcase: https://www.facebook.com/mariesworldofmusic

Willie Ruiz Jazz Quartet at Uke Hut 20181227

ディアンジェロ @フォレストヒルズスタジアム

早いもので、今年も残すところ5日。今年見たライブの中でも、最も印象に残ったライブをあげるとしてまず真っ先に思い浮かぶのが、D’Angelo/ディアンジェロ の”The Secound Coming Tour”であろう。

D'angelo Foresthills
D’angelo Foresthills

6月21日、父の日の夕暮れ、地下鉄メトロのフォレストヒルズ71st駅から流れる群衆が一堂に向かって行く先は、フォレストヒルズ・スタジアム。

ジミー・テンドリックス、ローリングストーンズ、フランクシナトラ、ボブ・ディラン、そしてビートルズという錚々たるアーディストが過去にライブを行い、歴史的なライブ会場の一つであるといえるこのスタジアムの周辺は、ある種のお祭りのような、期待に満ちた空気が漂っていた。

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イタリア産Jポップ – K-ble JungleがAWA 2015に出演決定!

イタリアが生んだJポップ・ユニット「K-ble Jungle」は、イタリア人であるDJ SHIRUと長崎に生まれた日本人シンガーERIKOによって2013年に結成された。オペラからJポップまで幅広いジャンルを歌うERIKOとエレクトロニック・ダンスビートをスピンするDJ SHIRUによる異色のデュオだ。彼らのポップワールドが、独自のファッションとシアトリカルな演出で魅力的なステージを作り上げる。 Continue reading イタリア産Jポップ – K-ble JungleがAWA 2015に出演決定!

映画「タイム・イズ・イルマティック」

ヒップホップ史を語る上で欠かせない永遠のクラシックの一つ、ナズの「イルマティック」がリリースされてから20年。この革新的なナズのファーストアルバムのドキュメンタリー、「タイム・イズ・イルマティック」が話題になったのは記憶に新しい。

ニューヨークとロサンゼルスで先行封切りされてから一週間後の10月7日、監督のOne9、プロデューサーのエリック・パーカー、そしてジャズミュージシャンでありナズの父親であるオル・ドラを招いてのスクリーニング、パネルディスカッションがハーレムのショーンバーグ・センターにて行われた。 Continue reading 映画「タイム・イズ・イルマティック」

ジョー @ マーカス・ガーベイ・パーク in ハーレム

ニューヨークの夏は、とても暑い。身体が溶けるのではないかという猛暑を何日か耐え過ごさなければならない。それでも多くの音楽ファンがそんなニューヨークの夏を楽しみにしている。その理由の一つは、あちこちで頻繁に行われる無料ライブ。しかも出演アーティストの顔ぶれは、毎年日本では考えられないほど豪華だ。

8月12日、ハーレムのマーカス・ガーベイ公園でのサマーステージにて、R&Bシンガーのジョーのパフォーマンスが行われた。

ジョーのコンサートはほぼ二年前にB.B.キング バー&グリルで観たきりだ。もちろん素晴らしいコンサートで、ジョーの独特の歌声、揺るがない歌唱力、長年愛されている錆びることのない名曲の数々に魅了された。ベテラン歌手であるジョーが、今回も安定感のある素晴らしいパフォーマンスをする事は予め分かっていた。 Continue reading ジョー @ マーカス・ガーベイ・パーク in ハーレム

ザ・タニング・オブ・アメリカ

 

1970年代の初頭にニューヨークのサウス・ブロンクス地区で生まれたヒップホップと呼ばれる文化は、今や人種や国を超え、文化的のみならず商業的にも大きな影響力をもつようになった。
長年大手のレコード会社で重役を勤め、U2, イヴ, リンプ・ビズキット, エミネム, マライヤ・キャリー 、ウィル・スミス, ナズ, メアリーJ.ブライジなど数多くのアーティストのキャリアに関わっただけでなくマーケティング&広告のプロでもあるスティーブ・スタウト(Steve Stoute)は、著書『Tanning of America』にて黒人文化が他の人種に浸透してゆく様を「Tanning」と表現し、「オハイオでのJay-Zのコンサートでアジア人、白人、黒人の様々な場所から集まった若者がリリックを共有し、同じダンスをしている様子を見て、社会的にも経済的にも色々な背景を持った若者を集結されるものはほかにあまりない。ヒップホップには、もの何か凄く強い影響力をもった何かがあると思った。この考えを一度本に書きたかった。」と話す。

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モータウン : ザ・トゥルース・イズ・ア・ヒット

モータウン。これほど音楽史に大きな足跡を残し、社会にも影響を与えたレコード会社は他にあるだろうか。

1959年、創立者ベリー・ゴーディ・ジュニアが家族からの800ドルの借金を元手にデトロイトでスタジオ兼事務所用の建物を手に入れたとき、彼の持っていたものは、音楽への情熱しかなかったかもしれない。しかし、正にそれこそが彼の夢を現実にするために一番必要な要素だったのではないかと思わずにはいられない。 Continue reading モータウン : ザ・トゥルース・イズ・ア・ヒット